八甲田は、四季を通じて美しく豊かな自然に恵まれております。また、同時に厳しい自然の驚異も持っています。
その事実をまざまざと見せつけてくれた八甲田山雪中行軍遭難事件。
今からおよそ100年前に起こったこの事件を歴史の記憶にとどめ、その教訓を次世代に語り継ぐ新しい資料館ができました。
事件が現代にもたらしてくれるものをあらためて問い直すとともに、八甲田の魅力とその奥深さを、再認識、再発見して下さい。
また、ロビーには観光案内コーナーがあり、八甲田や青森市内の観光情報を検索できます。
明治35年、緊迫する日露関係を背景に「青森歩兵第五連隊」は雪中八戸平野に侵入した敵を想定し、青森から八甲田山(八甲田連峰)を越えて三本木へ進軍できるか否かの調査のため雪中行軍を計画した。
計画では、青森から田代までの一泊行軍とし、田代に達することができない場合を考慮し雪中露営の準備もされていた。
しかし悪天候に阻まれ、総勢210名の隊員のうち199名の犠牲者を出す惨劇となった。
開館時間
9:00~18:00(4月~10月)
9:00~16:30(11月~3月)
休館日
12月31日、1月1日
2月の第4水・木曜日
一般:270円
大学・高校生:140円
70歳以上と中学生以下:無料
団体(20名様以上)
一般:140円
大学・高校生:70円
※団体でのご利用の際は、事前にお電話下さい。